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プロキュアメント

成果創出に特化した

”コストマネジメントコンサルティング”

コストマネジメントコンサルティングは、現状把握から契約締結までを一気通貫して支援することで、クライアントの負担を最小限に留め、クライアントと伴走いたします。コスト削減の実現のために、どう物事を進めるべきか、という点に徹底してこだわっております。

ソリューション

直接材・間接材コスト

企業の間接材コスト(一部直接材コスト)の見直しを支援するサービスです。主にコスト削減や調達改善、購買部の立ち上げ支援等を行っています。これまで事業会社やPEファンド投資先企業を中心に2,000社以上の支援実績がございます。間接材の調達において単に相見積を取って買い叩くだけや購買量の先送りによる辻褄合わせをすることなく、サプライヤーの経済性を理解した上で立案/実行を行い、様々なノウハウをクライアントへ移転することで、調達スキルの底上げも行います。

なお、間接材コスト削減の詳細に関しては、サイトをご確認ください。

CRE

企業が保有・賃貸借する不動産(Corporate Real Estate)の活用を最適化し、経営課題の解決を支援するサービスです。不動産の収益性向上やコスト削減に加え、不動産管理システム(Pro-Sign CRE)の導入まで、業務改善から組織変革まで実行支援型コンサルティングを提供します。具体的には、保有・賃貸資産の棚卸しや価値評価、売却・購入、拠点の更新・撤退条件の調整や業務支援を通じて資産の有効活用を推進。さらに運営効率を最大化するため、設備維持管理の計画遂行サポートから不動産DX・BPOと拠点運営の柔軟性を高めます。これにより、不動産ポートフォリオ全体の最適化と長期的な経営基盤の強化を支援します。

なお、Pro-Sign CREの詳細に関しては、サイトをご確認ください。

アプローチ

費目のスペシャリスト

50費目以上の間接材コストを対象としており、費目ごとに専門コンサルタント(専門家)を配置して、業界構造や原価構造、費目に関するマーケット状況等の知識を保有しています。専門コンサルタントの知見を活かし、仕様の適正化や各工程原価の検証を行う原価推計等、専門的な手法を条件協議にて活用しています。

一気通貫で支援

サプライヤー選定、協議、契約締結までコストマネジメントに関わる全業務を一貫してご支援するため、クライアントの負担を最小限まで軽減。実行支援でクライアントと伴走する間、協議の仕方や費目の見直し方といったコストマネジメントのノウハウもご提供します。

報酬体系

コスト削減のプロジェクトは成果報酬を軸とした報酬体系が基本です。定期費用の場合、3年間の成果維持サポートを付帯しています。また調達改善や購買部の立ち上げ等、成果で測れないサービスについては固定報酬での提案も可能です。

より深く知る

コスト見直しが難しい理由

現場担当者の動機付けの不足

現場担当者の動機付け不足は、コスト削減の成果が直接的なメリットに結びつかない評価制度に起因します。改善活動には工数増加やトラブル対応の負担が伴い、担当者にはデメリットが多いため、評価制度や文化改革が必要です。また、通常業務で手一杯の担当者が改善活動に取り組むには、業務量の調整や他メンバーのサポートが不可欠で、経営層の理解と支援が重要です。

見直しがタブーの“聖域”あり

コスト削減の課題として、「見直しがタブー視されている聖域」が挙げられます。これは「特定の領域が見直し対象外」「同じ担当者が長年固定化」「取引先との馴れ合い関係」等が原因です。これを解決するには、経営陣が主導して聖域を解消し、取引条件や業務を常に見える化の仕組みを作る必要があります。「現場担当者の動機付けの不足」と並び、コスト削減に向けて優先的に取り組むべき課題です。

専門性の不足

コスト削減における専門知識の不足も課題の一つです。現場では「見直し済み」と言われるものの、改善の余地や同業他社との比較が不明です。この解決策案として、①複数社から見積もりを取る等競争原理を導入する、②専任担当や部署を設置して知見を蓄積する、③社内でノウハウを共有する場を作る、④外部専門家に定期的な検証を依頼する方法があります。これにより効率的かつ持続的なコスト削減が可能になります。

専任担当やミッションが欠如

現場でのコスト削減が進まない原因には、専任担当や明確なミッションの欠如が挙げられます。多くの企業では「コスト▲◯%削減」といった目標が示されるものの、具体的なアプローチはなく、現場任せになっています。一方、コスト削減を徹底する企業では、外部支払いを一元管理する調達部などの専門部署が存在し、仕様見直しや取引先との交渉、最終承認までを担っています。こうした体制が効果的な削減を支えています。

間接材コストマネジメントのあるべき姿

レベル診断

間接材コストの管理で優れた企業は、専門部署が決裁権や条件交渉を含む全てのプロセスを担い、相見積もりや費用対効果の検証を徹底しています。一方、管理が不十分な企業では、取引データが散逸し改善活動に着手できないことが課題です。優れた企業は透明性のある運用ルールを整備し、取引先と共同で原価低減に取り組む等、データ分析と継続的な見直しを実施しています。この差は管理体制とルール整備の有無に起因しています。

”進化”と”定着”のサイクル

間接材コスト管理の向上には、経営層のリーダーシップが不可欠です。まずトップダウンで現行ルールや運用をゼロベースで見直し、具体的な改善を進める「管理レベルの進化」が必要です。次にその成果を全社に展開し、新ルールやガイドラインを定着させるため専門部署や専任担当者を配置し、全社的な運用を支えます。この「進化」と「定着」のサイクルを繰り返すことで、間接材コスト管理体制を持続的に向上させることができます。

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