阿部浩之様
総務部総務課 課長 馬場 博様
業務用ゲーム機の開発生産やアミューズメント施設の運営を行う株式会社タイトー様。
今回はプロレド・パートナーズのコンサルティングを受けていただいた感想を、オペレーション統括本部室 室長 阿部浩之様と総務部総務課 課長 馬場博様に伺いました。
自社ではできないプロフェッショナルの手法と、導入ハードルの低さが決め手
元々自社でもコスト削減に取り組んでいましたが、さらなる削減を目指していたときにプロレドさんの提案を受ける機会がありました。その際、費目ごとにエキスパートを揃えていることや、体系化された交渉ノウハウでサプライヤーさんとの良好な関係を維持しながらコスト削減を進めることなど、強みを詳しく説明していただきました。また、万が一コスト削減が達成できなければ支払いが生じないという成果報酬モデルも、依頼の決め手になりました。
弊社としては自社の取り組みですでにコストを抑えている自負がありましたから、提案の時点で「まだまだコストダウンができる」とプロレドさんから指摘され、実際に思った以上のコスト削減ができたことには驚きました。削減額はもちろんですが、これまでの経験から相場価格やサプライヤーごとの特性を熟知している点、さらにそれを共同購買など独自の手法に落とし込んでいる点は、プロレドさんだからこそなのだと感じました。
リスクも実務負担も解決してくれる、他にはないコンサル会社
最も懸念していたのはサプライヤー切り替え時のトラブルですが、プロレドさんは業界に精通していてリスク管理がしっかりできているので、安心して頼ることができました。他のコンサルティング会社は単に相見積もりを取るだけで、切り替えによって起こりうるリスクについては関与しないというスタンスが多いので、いくら削減効果の大きい魅力的な提案をされても、リスクが怖くてお願いできません。
一方プロレドさんは提示するすべての案に対し、採用のメリット・デメリットを提示してくれました。アプローチの仕方によってはトラブルを避けることができるという実地的な話もしていただき、仮にトラブルが起こったとしてもこれまでの経験値でしっかりとフォローしてくださるのだろうとイメージできました。実際、サプライヤーの切り替え時にイレギュラーな違約金が発生しそうになったのですが、プロレドさんはいち早く契約書に記載されていないリスクに気づき、親身に対応してくださいました。
契約の切り替えはこうしたリスクが起こりうるだけでなく、現場にも実務の負担がかかる場面です。プロレドさんはこちらの負担はほとんどかからないように、実務面まで最大限フォローしてくれました。リスクとコストダウンのちょうどいいバランスをうまくとって対応できるのは、実行支援経験が豊富なプロレドさんならではだと思います。
企業に寄り添った柔軟な進め方がありがたかった
プロジェクトはプロレドさん主体で進めながらも、こちらの意見を取り入れてくれるのがありがたかったです。たとえば「この案は削減効果が一番高いですが、条件面が厳しいので別の案で進められませんか?」と相談すると、しっかり対応してくれるのです。目先の成果だけを追い求めるのではなく、一つ一つのアクションについて弊社の負担を考えながら融通してくれるので、終始寄り添ってくれている安心感がありました。メリット・デメリットなどの判断材料を提供したうえで、最終的な判断をこちらに任せてくれるやり方は、弊社にとても合っていました。
コスト削減について自社で一定の成果を出していると、わざわざコンサルティング会社に頼むのはもったいないという思いが出てきます。しかし、常に変化するサプライヤー業界ごとの構造を把握しつくすのは至難の業であるうえ、我々には日々の業務があり、コスト削減だけに時間を割くわけにはいきません。一方で、下手に部外者を巻き込むとサプライヤーとの関係がややこしくなる危険性があります。
プロレドさんはこうした心配を全て解消しながら成果も出してくれて、いいことずくめでした。今回のコスト削減で生まれた利益は、お客様に還元したいと考えています。新型コロナウイルスの影響もあり、ゲームセンターを従来とは違う形にしていきたいと構想しているのですが、次世代のゲームセンターを作るには投資が必要となりますので、そこに還元していきたいです。それがお客様への還元、ひいては従業員への還元につながってくるのではないかと考えています。
変わる世の中に対応するためにプロの知見を活用していきたい
自社でコストダウンをどのように成し遂げたらよいのかが全くわからない企業にとって、プロレドさんは道筋を示してくれる非常に心強い存在になると思います。また、コスト削減に取り組まなくてはいけないと感じながらも本業が忙しくて手が回らないという課題に関しても、プロレドさんは手間をすべて引き受けてくださるのでおすすめです。さらに、自社でコスト削減をやりきっているという自負があっても、サプライヤーを取り巻く状況は刻々と変わっていくものですし、打合せの中で切り替えによる思いもよらないメリットに気が付くこともありますので、情報に精通しているプロレドさんを現状把握のためのパートナーとして活用するのも良いと思います。
働き方改革が進み、会社のあり方がどんどん変わる中、新しく必要になる費用と従来かかっていた費用、そして今後不要になる費用をしっかり把握し、マネジメントすることが必要だと考えています。弊社でも3月から在宅ワークを段階的に導入し始め、 それに起因して新たなコストが発生しています。たとえば、自宅から店舗へ社用車で直接向かうときに駐車場を借りるコストなどです。新たに発生したこのようなコストについてはこれからしっかりと考えていくところなので、ぜひその面でも、知見のあるプロレドさんに助言をいただけるとありがたいです。