統括支配人 山田英樹様
大阪城の隣に位置し、500室を超える客室や個性豊かなレストラン、バーで上質なおもてなしを提供し続けるラグジュアリーホテル、株式会社ニュー・オータニ ホテルニューオータニ大阪様。今回はプロレド・パートナーズのコンサルティングを受けていただいた感想を、執行役員 副総支配人 吉田拓也様、統括支配人 山田英樹様に伺いました。
コスト削減が喫緊の課題となる中、信頼できるプロレドさんになら安心してまかせられた
プロレドさんのことは紹介で知りましたが、初めてお会いする営業の方の真摯な態度に、この人になら任せても大丈夫だと安心感を覚えました。その際いただいた提案資料も、ホテル業界の仕組みや詳細事例が非常に分かりやすく記載されており、今後プロジェクトがどのように進んでいくのか理解しやすかったですね。
ホテル業界も新型コロナウイルス流行の影響を受けて、コスト削減が喫緊の課題となりました。一方で、外部のコンサルティング会社にお金を払ってまでコスト削減をプロジェクト化することは、先行きが不透明な状況下での難しい判断だと感じていました。しかしプロレドさんの「成果報酬型」というサービス体系は、本来出ていくはずだったコストのうち削減できた分からお支払いすればいいわけです。このサービス体系が、プロレドさんにお願いする大きな決め手となりました。
コスト削減余地の診断をして取り組む費目が決まった後も、説明から契約に至るまでのレスポンスが非常に早く、こちらからの質問に対してもスムーズに回答いただいたので、不安は何一つなくプロジェクトへと進むことができました。
大切なサプライヤーとの協議をプロの手腕でうまく着地させることができた
これまでも管理部門を中心にサプライヤーとの協議を重ねてきており、自社でもそれなりにコスト削減に取り組んできた自負がありました。しかし、私たちは協議のプロではありませんので、果たしてコスト削減をやり切ることができているのか、第三者目線で実態を把握したいという思いもありました。
今回削減を依頼したのは、エレベーターの保守費用です。プロレドさんに依頼して一番良かったのは、何といっても希望通りの削減が叶ったことですね。弊社のエレベーター保守を担うのは、停電や地震の発生時に真っ先に駆けつけてくれるような、信頼のおけるサプライヤーです。弊社にとって頼りになる長年のベストパートナーでしたから、その関係を壊してしまいかねないような、一歩踏み込んだコスト削減はできずにいました。また、お客様に安心してご利用いただくために、点検・整備の回数を減らすことはできません。こうした制約の中で、我々の要望を汲み取りながら一歩踏み込んだ協議を進め、最終的に希望の目標削減額を見事達成した手腕には感動しました。その過程では、プロレドさんが客観的なデータを用いて弊社の置かれている現状をサプライヤーに伝えることで、協議内容に納得していただくことができました。ありがたいことに関係性も崩れることなく、プロジェクトとしては非常に良い形での着地ができたと感じています。
担当していただいたコンサルタントの方は、物腰が柔らかく何事も相談しやすかったです。また、普段は時節柄遠隔での打合せが多いのですが、大阪にお仕事で来られた際にはいつも対面で協議の報告をしてくださっていたので、協議の温度感も把握することができました。とても信頼のできる仕事の進め方だなと、好感がもてました。
コスト削減に取り組んだことが、さらなる飛躍するためのモチベーションの1つになった
コスト削減余地の診断をしていただいた際、事務用品やクレジットカードの手数料など、コストの費目がかなり細分化されていることに気付くことができました。この診断の細やかさは、費目ごとの専門コンサルタントを擁するプロレドさんだからこそでしょう。我々も診断を通して固定費削減のイメージを掴むことができ、今後自社でコストマネジメントに取り組む際のモチベーションにもつながりました。
プロレドさんはコスト削減の提案から協議の実行までしていただけるので、弊社は手間がかからず本業に集中できました。また、削減後のフォローまでしていただけることも本当にありがたいと感じています。
我々はこれから来期、再来期と、収益向上に励む時期になります。今回1度のコスト削減にとどまらず、今後もコストのプロフェッショナルだからこそ把握できている、時流に合わせたコスト削減の知識を頂戴できると嬉しいなと思っています。