「水」に関わる事業から始まり、人々の豊かな暮らしと地域環境の保全に長年貢献してこられた熊本利水工業株式会社様。今回はプロレド・パートナーズのコンサルティングサービスを受けていただいたご感想を、代表取締役社長 田中 祐治様に伺いました。
人や環境が入れ替わる時期で、組織化や業務改善に悩んでいた
創業者から社長職を承継し、当初は4~5年内で組織化や業務改善を行う想定でした。ただ、これらを上記期間内に1人でこなすことは難しい状況だったとき、ファンドからプロレドを紹介していただいたのがプロジェクト開始のきっかけです。実はその前に、他社コンサルティングサービスやベンダーを導入し、DX化等の指南を色々受けていました。
しかし当社の所在する九州の現場が理解されないままで提案をされたり、社内にこういったプロジェクトを企画推進できる社員がなかなか見つからなかったりと、上手くいかずにいました。ファンドからプロレドを紹介していただいた時も、正直「ちゃんとやってくれるのかな」と不安を感じながらのスタートでした。
専門的なコンサルタントが「ここからここまで全部」対応してくれた
今回のプロジェクトは今後も継続的・中長期的な改善が必要なため、今すぐ成否を判断することは難しいと感じていますが、社長の立場としては非常にありがたかったです。人材育成、業務改善、営業・積算体制の見直し等、とても一人ではできないという状況下で、プロレドが手となり足となり動いてくれたおかげで、社長就任後、当初の予定より早い3年9ヶ月で結果を出すことができました(プロレド関与期間1年6カ月)。
また、プロジェクトにおけるコンサルタントの守備範囲が非常に広かったことも印象的です。プロジェクト全体をマクロで見ていただいた後、業務の現状把握・改善施策立案というミクロな部分も、専門のコンサルタントが一緒になって進めてくださいました。また、プロレドが全社員との個別面談を実施し、業務改善にむけた課題の抽出もしていただけました。普段であれば直接社長に言いにくいであろう生の声を拾い上げて報告してくださり、「ここまでやってくれるんだ」と驚きました。社員への質問内容も的確で、その後の施策に全社員の多角的な視点を取り入れられたのが良かったと思っています。
また、プロジェクトの進捗を報告する打ち合わせのたびに必ず前回を上回る知見や提案をもってきてくださる姿勢を見て、私個人としてもたくさんのことが勉強になりました。専門的な話になっても「ここからここまで全部お願いします」とオーダーできるコンサルティングサービスは非常に珍しいと思いますし、各コンサルタントの出身業界の幅広さが活かされていたと感じます。やはりそれぞれの業界の特性や基礎的な部分をしっかり押さえた方がいてくださると、こちらとしても安心してお任せすることができますね。自社の専門分野だけを提案する企業は多いですが、全部お任せできるところはプロレドが初めてでした。
現場の声を大切にした、親身な提案をしてくれた
押し付けるような提案をするコンサルティングではなく、全社員の生の声を拾い上げたうえで課題抽出してくれるといったように、非常に親身な提案でした。また社内の色々な部門ともうまく連携しあい、改善点や脆弱な点を一つずつ解消していくことができました。プロレドの強みである「現場と併走するプロジェクト進行」と「様々な業種にも専門性がある幅広さ」は、マンパワーが足りないというお悩みを抱えている企業様にぜひおすすめしたいです。今後も引き続き、事業計画の策定などの点もプロレドに相談に乗ってもらいたいです。