固定報酬で提供できるSCM/物流コンサルティング
プロレドでは創業以来成果報酬型のコンサルティングにこだわり続けてきました。そのフィロソフィーは固定報酬型の提案においても通底しています。クライアント内では認識しにくい課題であっても重要性・箇所・範囲・頻度などを定量的・定性的に特定し、実現可能な具体的な代替案を策定いたします。そして、その代替案を基に、成果へ直結するプロジェクト推進を支援します。
取り組みのステップと支援事項
事例紹介
100店舗以上のサプライチェーンを最適化
- プロジェクト対象:全国の小売店へのサプライチェーンの改善
- 結果:サプライチェーン全体で約2億円のコスト削減
- プロジェクト期間:3ヶ月(現状把握・代替案策定まで)
数百の仕入先から100を超える店舗への直接納品となっていたため、在庫偏重による欠品や商品廃棄が発生し、店舗での業務負担が増加していた。PMOとして社内プロジェクトに参画し、クライアント6部署と連携しつつルール策定や合意形成をサポート。現状把握として廃棄商品の分析や店舗業務負担の可視化を行い、改善による想定効果を算出した後、代替案の策定では、新たなサプライチェーンの全体像と各部署(調達・物流・販売など)の業務設計を実施、小売店の店舗への商品供給体制の最適化を達成。
委託先の業務改善により契約継続とコスト削減を両立
- プロジェクト対象:小売企業の委託先3PLとの契約更新
- 結果:倉庫業務のサービスレベルの向上と契約更新後の売上高対物流比率を0.5%改善
- プロジェクト期間:6ヶ月(現状把握・代替案作成・協議まで)
半年後に契約更新を控えた倉庫の委託先3PLが提供しているサービスレベルがクライアントの求める水準に達していなかった。クライアントのビジネスの状況と販売計画から、必要なサービスレベルを再定義し、サービスレベルの確保に向けて、3PLの業務改善を支援。現状の契約料金が市場価格に対して安価であったが、サービスレベルの向上改善で3PLの保管と作業の効率化を実現し、契約更新時の値上がりを最小限に抑え、売上高対物流費比率の現状維持を達成。
物流計画の見直しにより売上を大幅増加
- プロジェクト対象:キッチンウェアの海外販売
- 結果:主要製品の欠品率10%低下と全体売上の30%増加
- プロジェクト期間:12ヶ月
クライアントは主に日本で生産、全世界の代理店に向けてキッチンウェアの輸出販売を行っていたが、コロナ禍の需要増加により受注が増えたものの国内販売と在庫の取り合いになり欠品が続き、売上増加が限定的だった。販売量のバラツキにより調達と在庫計画が作成されていなかった。そのため、グローバルで売上強化アイテム(全売上の80%を構成)を選定し、販売計画を立案し調達計画、在庫計画へ落としこみ、それらを実現できる物流ネットワークを整備。結果として欠品率の低下と売上の増加の両立を実現。