Thinker Interview 13

Y/O
コンサルティング本部 マネージャー

大手専門商社にて法人向けの商品企画、販売計画の策定、海外生産戦略、製品調達網の構築に従事し、アパレル業界に精通している。プロレドに入社後はエネルギー(電気/ガス)をはじめ、自動車関連費用や制服/リネン関連費用を中心に、調査・分析・条件協議を含めたコスト削減・業務改善に豊富な実績を有すると同時に、大型案件のプロジェクト・マネージャーも歴任。
関西大学 文学部卒業

有形商材から無形商材へ

前職ではアパレル業界の営業として有形商材をずっと扱ってきたので、今度は無形商材を扱ってみたいと思い、プロレドで働くことを決意しました。入社当時はコンサル業界に対する知識は皆無でしたが、戸惑いはほとんど感じなかったです。物を売る場合は、消費者が何を求めているのかを探り、それを売るために取引会社が何かを考える。コンサルタントの場合は、クライアントが何を求めているのかを探り、問題を解決するために僕らがリソースを提供する。扱う商材が変わるだけで、やることはそれほど変わらないと思いました。
現在は主にプロジェクト・マネージャーとして、エネルギーチームの案件の進捗確認を行っています。各コンサルタントの動きを見て、できあがってきたものに対してクオリティチェックし、今後のストーリーを一緒に考えて、それがスケジュール通りに進むように管理するのが私の役目。これは前職のときと同じですが、「課題として与えられたものを解決するべく、やり切るだけ」と思って私は仕事に取り組んでいます。マネージャーの責任は重いですが、その分、やりがいも大きいですね。
前職と比べて良いなと思うのは、会社の規模が小さくなったため、仕事の進め方に対する自由度が増したことです。自分で考えて自分で動くことが好きな人にとって、プロレドは好環境と言えるでしょう。

入社2日目に大仕事が!

私の場合、自分で考えて自分で動く局面が非常に早い段階で訪れました。ある大企業の「制服のコストを削減する」という案件を入社2日目にアサインされたのです。以前アパレル業界にいたので洋服の原価はある程度わかる。でも、クライアント様とサプライヤー様に対し、どこからどう話してどう話をまとめたら良いのかはまったくの手探り状態。私は考え抜いた末、「単価の削減をしないで、量を削減する」という方策を打ち出しました。
クライアント様いわく、「自社で量を減らす取り組みをしたこともあったが、何ヶ月か経つと元に戻ってしまった」とのこと。「減った量を再び増やさない仕組みを作ってほしい」という課題をいただいた私は、現場の負担を変えることなく、そしてサプライヤー様にもご理解をいただきながら、そのシステムを作り上げました。通常、量を削減すると揉めることが多いのですが、そのときはトラブルもクレームもなくプロジェクトを進めることができました。
結局1年ほどの歳月を要しましたが、クライアント様からも十分にご満足いただける成果を上げることができ、私はホッとするとともに、大きな責任を果たした充実感に満たされました。

本当の頭の良さとは?

最後に少々厳しいことを述べますと、プロレドにおけるコンサルタントの仕事は、「コンサルタント」という肩書きにこだわる人には不向きかもしれません。結局、ビジネスの場で求められるのは柔軟性です。相手がどう思っているのかをまず汲み取り、それを組み立て、相手に損なく、自分にもリスクなく進めていくのが仕事です。何かになりたいというこだわりが強い人は、その固定概念に縛られてしまい、柔軟性に欠けることが多いです。
プロレドのコンサルタントは、通常の戦略コンサルのように「こうすべき」という方針だけを言って終わりではありません。クライアント的な側面や、事業会社の営業アシスタント的な要素も少なからず出てくる。そういう部分をちゃんとビジネスとして捉えられる人間でないと難しいのかなと思います。
弊社が求めるのは、「自分の頭で考えられる人」です。問題解決のために、考えて考えて、考え抜く。それがコンサルタントの仕事だからです。勉強ができるから仕事もできるとは限りません。よくマーケティング用語やコンサル用語を乱用する学生がいますが、難しい言葉を喋るから頭が良いのではなく、誰にでもわかる平易な言葉を使って説明できるのが本当に頭の良い人なのです。我々が付き合う相手は同世代に限らず、ご年配の方や、保守的な方もいます。その方たちに伝えるにはどうすれば良いのか? そういう部分まで含めて、自分の頭で正解を考えられる人材に来てほしいです。

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