1.電話(固定・携帯)
2.ネットワーク
3.ハードウェア保守
4.ソフトウェア保守
5.データセンター関連費用
6.人件費
分類 | サービス内容 |
適正化ポイント |
難易度 |
---|---|---|---|
①電話(固定・携帯) | 電話回線費用、端末費用 |
・市場の適正価格との乖離 |
低 |
②ネットワーク | 回線費用、ISP サービス料金、ルータ等 |
・市場の適正価格との乖離 |
低 |
③ハードウェア保守 | PC、サーバー、ルータ、モニター等機器 |
・機器のスペックの適正検証 |
中 |
④ソフトウェア保守 |
マイクロソフト、IBM、オラクル、 |
・契約ライセンスと現状の比較 |
中 |
⑤データセンター関連費用 | ファシリティ費用等、クラウド費用 |
・サーバー稼動状況の過剰有無 |
高 |
⑥人件費 | 開発・運用費用等 |
・スキルレベル別の人員単価の妥当性 |
高 |
■1点目は、前提となるサーバーの現状や要求仕様については顧客側がしっかり把握する必要がありますが、システム部門があるにもかかわらずベンダーに丸投げしているケースが多いのが現状です。サーバーの現状、仕様についてはしっかり把握をしましょう。
■2点目は、市場価格の把握については、適正価格がいくらなのかが不透明なことが多く、判断基準が不明確です。
特に、開発においてはカスタマイズ料金も発生しますので個別性が強く、ベンチマークがないことから複数社との協議をお勧めします。
■3点目は、ITシステムは開発後に値下げ交渉を行うと、障害発生の対応が遅くなったり、システム品質が低下したりする恐れがあります。
開発ベンダーを切り替えるという手段もありますが、一般的に新規ベンダーがシステム運用を学習するのに6ヶ月前後かかることも念頭においておく必要があります。