不動産

不動産業のカーリース料金コスト削減事例~車種と単価の見直しで33%削減~

クライアント業種:不動産業
企業規模(売上高):700億円以上
課題:不動産業 カーリース費用の増加

直面した課題
従業員・営業所増加に伴うカーリース費用増加
解決に向けたアプローチ
利用状況の把握と適正価格の市場調査
実施後の効果
車種と適正単価の見直しでリース料33%削減

直面した課題

売上げが好調な企業ほど、足元のコスト削減も同時に注力する

従業員の増加と営業所の増加によって、営業で必要な車輌台数が増加し、結果的にカーリース料金が各営業者の経費のなかで、大きなウェイトを占めてきていた。

売上は順調に伸びているが、営業所の経費に関しては見直しを長いこと実施しておらず、本社も管理はできていなかった。
そのため、今回コスト削減プロジェクトとしては、社長直下であらゆる費目のコスト削減を実施することとなり、カーリースも見直し対象となった。

 

解決に向けたアプローチ

利用状況の把握と適正価格の市場調査

本社、支店、営業所で利用している車種と台数、利用頻度、走行距離等を調査し、車のスペックや適正台数をシミュレートし、余剰な台数、過剰スペックな車種を把握。
同じ部署の営業であっても、車種がバラバラであり、営業側からの依頼をそのまま通して、リース会社に依頼していたため、営業側の要望がそのまま通っていたなど、様々な課題が浮き彫りとなった。

適正台数と利用方法に合わせた車のスペックの統一化(最終的には2タイプの車種に限定)をベースに、市場調査とボリュームディスカウント効果をサプライヤー複数社と協議しながら進め、最適なサプライヤーを選定した。

 

実施後の効果

車種と適正単価の見直しでリース料33%削減

第一段階として、台数ではなくスペックの統一化と単価の見直しを先に進めた。

利用部署や利用内容を把握し、走行距離や燃料費などを考慮して、2種類のクルマで対応できると判断。現場の営業責任者にも同意を取り付け、時間を掛けてクルマの統一化を進めることとなった。またその内容で、複数のリース会社と料金の協議を行い、現状より安価な料金にて見積りを取得。リース会社を1社に選定することができた。

その後、車の所有台数を営業所管で調整し、売上とクライアント数、クライアント状況で適正な所有者数を割出し、台数の減少も同時に進めた。
結果的に年間リース料に対して単価削減だけで33%の減額に成功し、台数の削減などを含めるとさらに大きなコスト削減を実現できた。

 

プロレドはここが他社と違う

リース業を熟知したコスト削減ノウハウ

リース業界のコンサルティングを実施したメンバーや実際にリース会社出身のメンバーがコンサルタントとして、リース業専門に担当。
そのため、複雑でコスト削減が難しいとされるリース料のコスト削減に関しても、豊富な知識と経験を有しております。

単純なリース会社間の相見積もりでコスト削減を実現するのではなく、適正スペック、車種の統一化、適正打数への絞り込み、実現に関する現場の了解取得など、細かい部分をケアしながら、抜本的なコスト削減を進めてまいりました。

その上で価格協議も行いますので、最適な価格だけでなく、最適な使い方や管理方法を盛り込んだ、コスト削減を実現することが可能です。

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